総合領域アシスタントの山本です!
今回は総合領域の学生も出展していた過去の展覧会を紹介します。
「紋紙衣・灯り」展(2016.6.4〜12)
京都・祇をん小西さんでの展示でした。
「紋紙」とはジャガード織機で、着物などに使われる生地などを織り上げるために必要な穴の空いた型紙のこと。それらの「紋紙」には膨大な図案の情報が詰まっています。この「紋紙」があったからこそ、華麗で美しい柄の布を生み出してこれました。
しかし、今ではほとんどの図案がデジタル化され、これらの「紋紙」は廃棄されようとしています。
そこで成安造形大学の学生が、織り職人の技術や努力、素材や文化の記録をこれらの「紋紙」から汲み取り、「紋紙」を使った新たな創造を生み出せないかと試行錯誤し、作品制作を行いました。
展覧会は終了しましたが、成安造形大学の空間デザイン領域ブログにて展覧会風景写真が掲載されています。こちらも御覧ください。