今回は第48回SDA賞 受賞についてです。
第48回SDA賞は2014年7月に発表が行なわれました。
総合領域4年生の谷川智美さんがディレクションをつとめた「成安造形大学卒業制作展・進級制作展2014京都市美術館会場サイン」が学生賞、公共サイン部門の入選を果たしました。
現在SDA(公益社団法人日本サインデザイン協会)の公式HPにて、成安造形大学 卒業制作展・進級制作展 広報委員会の制作した会場サインを見る事ができます。
成安造形大学 卒業制作展・進級制作展 広報委員会 学生賞、入選ページはこちら
「成安造形大学卒業制作展・進級制作展2014京都市美術館会場サイン」
卒業制作展・進級制作展の京都会場となった、京都市美術館で館内に点在している「会場サイン」。
サインの本体は、プロダクトデザインクラスの学生が制作。「低発砲塩ビ板」という素材を使用し、1枚たったの300gしか重さのないサイン。搬入・搬出のときには、1枚の板のようになって、コンパクトに運ぶことができる。
白いサイン本体と対照的に「赤い地図や文字」。軽やかな印象のあるサインに合わせるように、無駄な線がないデザインになっている。
また、卒業制作展のテーマが「成安満開」だったことから、地図の現在地には、満開に咲いている「花のピン」がたたずんでいる。
その他にも会場サインだけではなく、優秀な作品をつくった学生に贈られる「賞花」や、会場にいるスタッフの「スタッフ証」なども制作した。
すべて学生がデザインする卒業制作展・進級制作展です。
来年、会場にお越しの際は会場内サインや小さな部分のデザインまでご覧下さい。