総合領域3年生の長川祥子です。
今回は、2014/11/22に参加したRTD(リアル・タイム・ドキュメンテーション)の公開講座を紹介します!
総合領域の大草先生主催で、一般社会人向け公開講座「情報を可視化してビジネスの生産性を上げるRTDの可能性」が開催され、そこに参加してきました。
RTDの実践・教育者である常葉大学の安武伸朗先生と常葉大学の学生、西村さん・望月さんが、グループワークの場での使い方や可能性について、ワークショップを交えて講義・実演してくださいました。
RTD(リアル・タイム・ドキュメンテーション)とは…
発話の記録と、会議自体の活性化をおこすテクニックの一つです!
素早く記録、整理し、会議が終わった時には、会議の内容と流れが一目瞭然となる方法です!
付箋やビジュアルで話の内容が見える化され、アイデアや発言がどんどん出て来るようになります。
タイムテーブル
13:00~13:40 講座
13:50~15:00 発話の構造化《付箋紙によるRTD:リアル・タイム・ドキュメンテーション》
15:30~16:30 文脈の絵画化《ビジュアルを用いたGR:グラフィック・レコーディング》
講座では、構造化の方法や記録方法、またビジュアル化する際のイラストの描き方など学びました。
ワークショップでは、安武先生と西村さん・望月さんが、5分間の会話のRTDを実践してくださったり、
そのあと参加者が4人で1組になって皆で会話のRTDにチャレンジしてみました!
2組合同で1チームになり、1組が会議を行い、もう1組が付箋をわかりやすくビジュアル化するRTDを使って議事録をとるという実践も行いました。
この実践はチーム内で立場を変えて2回行ったのですが、途中経過を見て「あ、ここが重要だな。もっとこの話をしよう」と感じたり、「ちょっと論点がずれてるな…」など、会議の進め方が細かいところまでわかって効果的な振り返りができ、2回目の実践に生かす事ができました!
今回受講してみて、RTDとはとても身近なことであり、何かを企画を立てたりデザインする上で、共通してとても有効な手法・考え方であると感じました。
私を含め学生5人で「情報デザイン研究会」というサークルを新しく作ったのですが、サークル全員がこの講座を受講。講座の中で経験して学んだ事を「情報デザイン研究会」でも生かしていきます!
大草真弓准教授の当日の流れなどの詳細なレポートはこちら