【交換留学レポート】ドイツの現代美術展「ドクメンタ」!その1

こんにちは、アオです!

突然ですがクイズです!私は今どこにいるでしょうか?

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正解は……ドイツ!
ちなみにこの写真にうつっているのは、ドイツを代表する作家、ゲーテさんです。

 

え?ドイツに旅行?いえいえ、違うんです。
アオは今年の9月から半年間、成安の「交換留学制度」を利用し、ドイツの大学に交換留学生として勉強することになったのです!(ドキドキ)
なので私は今、ドイツのフランクフルトという都市の近くにあるマンハイムという場所の学生寮に住んでいます。
「交換留学って?」「ドイツでどんなことを学ぶの?」「どんな生活するの?」など、みなさんが疑問に思っているであろういろいろなことを、私自身の体験を交えてお届けします☆

 

さて、第一回目は、ドイツの芸術についてリポートしちゃいます!
ここドイツでは、5年に一度「ドクメンタ」という大きな現代美術の展示がマンハイムの少し上にあるカッセルという都市で行われます。
美術館での展示はもちろん、様々な場所を使って展示が行われるので、カッセルの街を楽しみながら芸術にふれられる貴重な機会なんです!(キラキラ)
なんと展示場所は35箇所!多い!
そのドクメンタを観に行くため、ドイツの列車に2時間揺られながらカッセルに行って来ました。

チケットと地図を駅で手に入れいざ出発!(ワクワク)

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ドイツの美術館は学割や家族割がきく場所がとても多いです!
例えば、フランクフルトという都市には博物館や美術館が密集している地域があり、2日間で35箇所に行き放題の「ムゼウムスウーファーチケット」なるものを各美術館で入手できます。学生だとお値段なんと10ユーロ(約1300円)!安過ぎてびっくりしました。
ドイツに行く機会があればぜひ、美術館にお立ち寄りください。

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メイン会場は広場にある大きな美術館「フリデリチアヌム」で、広場には規模の大きい作品が展示されています。

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早速作品を発見。広場に神殿が仮設され、実はそれを覆っているのは、世界各地で検閲されたり,出版禁止になったおびただしい数の本なのです!いきなりの大迫力で呆然としてしまいました……!

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多くの人が見上げているその先には、何か作業をしている人が…

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なぬ!?本を取っているではないか!しかもめちゃくちゃ速い!なんで!?

 

それもそのはず、私が行った日はドクメンタの最終日の前日!
どんどん本が取られていきます……そして気になるのは、神殿の周りに並ぶ人々。
何の列か分からないけれど、とりあえず並んでみました。すると……doku005

なんと、先ほど作業員のおじさん達が取っていた本を持ち帰ることができました!!!
だからすごい列だったんだなぁ。持ち帰れるものがあるっていいですね~(ホクホク)

 

他の作品も大きい!
これは土管の中が一つずつ部屋になっていて、みんながのぞいています。

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広場周辺を見終わった頃には、神殿の本は綺麗さっぱり取られていました!
展示中に作品の姿が変わっていくことにも、何か感じさせられるものがありますね。
明日見に来る人、びっくりするだろうな~と思いながら広場を後にしました。

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その2に続く!


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