総合領域4年生の特別講義「コト・モノ・情報をデザインする」の2021年2回目の講義が行われました。
今回の特別講師は、信楽で400年続く窯元の明山で、商品開発やブランドマネージャーを担当されている石野啓太先生。「信楽焼のものづくりから、まちづくりへ」をテーマに講義していただきました。
明山では、様々な企業とのコラボレーションや、デジタルファブリケーションの導入など、伝統工芸でありながらも時代に合わせた革新的なものづくりに積極的に取り組まれていました。
また、石野先生はまちを編集するユニット「ROOF」の立ち上げもされており、様々なイベント運営や展覧会企画に関わられています。
信楽の魅力を発信するための取り組みやまちづくりについても紹介していただきました。
陶芸だけではなく、”作ること”自体が日常に溶け込んでいる信楽。その地域に根ざした資源やコミュニティの活用と未来についてのお話は、総合領域の学びに繋がるところが多く、みんな興味津々で聞いていました。
石野先生、ありがとうございました!