総合領域2年生企画イベント『Pick Up SEIAN』

総合領域2年生の自主企画イベント『Pick Up SEIAN』のリフレクション展が、10月10日に開催したオープンキャンパスから約1週間、総合領域教室A棟105にて行われました。

Pick Up SEIANとは:総合領域2回生有志メンバーが自主企画・運営した交流イベントです。

コロナ禍により、新入生歓迎会や学園祭などの対面形式のイベントがなかなか開催できず、学生間のタテ・ヨコの繋がりが薄くなる状況から、新しいカタチで交流する場を作ろうと「ゴミ拾い」をテーマにしたイベントを企画しました。

2年生前期を準備にあて夏季長期休暇にイベント実施を目標に運営し、9月15日にフィールドワーク・グループワークの2部制でイベントを実施しました。リフレクション展では活動報告のパネルやイベントの様子、ゴミから発想を膨らましてキャラクターにした図鑑などの成果物を展示していました。

このイベントは日本財団後援「海と日本 PROJECT」の一環として実施される「BLUE SHIP」、「海ごみゼロウィーク」に参加しておこなった企画ということで、学生にとってとても有意義な取り組みだったのではないかと思います。

今後も2年生の活動をチェックしたいと思います!

https://twitter.com/Pick_Up_Seian

https://uminohi.jp/umigomi/report2021/report-detail.htm?index=581

石野啓太先生、特別講義レポート

総合領域4年生の特別講義「コト・モノ・情報をデザインする」の2021年2回目の講義が行われました。
今回の特別講師は、信楽で400年続く窯元の明山で、商品開発やブランドマネージャーを担当されている石野啓太先生。「信楽焼のものづくりから、まちづくりへ」をテーマに講義していただきました。

明山では、様々な企業とのコラボレーションや、デジタルファブリケーションの導入など、伝統工芸でありながらも時代に合わせた革新的なものづくりに積極的に取り組まれていました。

また、石野先生はまちを編集するユニット「ROOF」の立ち上げもされており、様々なイベント運営や展覧会企画に関わられています。
信楽の魅力を発信するための取り組みやまちづくりについても紹介していただきました。


陶芸だけではなく、”作ること”自体が日常に溶け込んでいる信楽。その地域に根ざした資源やコミュニティの活用と未来についてのお話は、総合領域の学びに繋がるところが多く、みんな興味津々で聞いていました。

石野先生、ありがとうございました!

「2021 特別講義1」ロフトワーク ”Walk a look” 第2・3回

2021年「特別講義1」の2回目・3回目は学内にあるカフェテリア結を会場に行われました。



2回目のゴールは「無駄から未来の価値の兆しを仮説する」1回目の課題で出たキーワードを未来の視点でグルーピングし、個人的な課題と掛け合わせながら未来の仮説を作っていきます。どのチームもものすごい集中力で、大量の付箋と対峙しながら議論を進めていました!


2回目のゴールは「無駄から未来の価値の兆しを仮説する」1回目の課題で出たキーワードを未来の視点でグルーピングし、個人的な課題と掛け合わせながら未来の仮説を作っていきます。どのチームもものすごい集中力で、大量の付箋と対峙しながら議論を進めていました!

次回の宿題として、未来を実現させるため活動アイデアをそれぞれ考えてくることに。宿題中ももちろんDabelを使用しながら、アイデアを練り上げていきます。

3回目のゴールは「 インスタントフィクション制作」インスタントフィクションとは400字程度の短いお話です。各個人が考えた活動アイデアが実施された未来について、インスタントフィクションを用いてその活動が及ぼした影響や変化を考えました。作成はスマホで行います。黙々と打ち込む学生達….

その後は、それぞれのインタスタントフィクションに別の解釈や視点を追加します。他の人の書いた作品を読み込みながら、楽しく妄想を膨らませていました!

総合領域特別講座「コト・モノ・情報についてデザインする vol.1」

総合領域特別講座「コト・モノ・情報についてデザインするvol.1」として「MEDIA SHOP」代表 斎藤孝司氏を講師としてお招きしました。今回は「別の仕方でーDoing art-related work in another way」と題して講義をしていただきました。

「MEDIA SHOP」は1981年にオープンして以来、京都のアート&デザイン分野の情報発信地として知られています。斎藤先生は約30年にわたり現代アート、建築、ファッション、写真、現代音楽を紹介し、国内外から仕入れた商品販売や出版記念イヴェントの企画、併設ギャラリーの運営などに携わってこられました。また、アートコーディネーターとして、ミュージアムショップの立ち上げや、フリースペースの運営アドバイザー、ホテル等商施設のライブラリーの企画などを行っておられます。

斎藤先生は様々な芸術に造詣が深く、最新の評論や美学をいち早く紹介してこられ、その卓越した審美眼はコアなアートファンからも支持されています。授業では、80年代以降に顕著となったポストモダニズムの潮流に触れて当時のアートの動向について資料を交えて紹介されました。また、90年代以降のIT革命やアマゾン登場による物流や出版業界の変化について述べられ、80年代や90年代を知らない学生の皆さんにも興味深い内容でした。
斎藤先生 お忙しいなかありがとうございました。

「2021 特別講義1」ロフトワーク ”Walk a look” 第1回

株式会社ロフトワークの方々を特別講師として招いた総合領域主催「特別講義1」も3年目となりました!今回は「Walk a look半径250mの “あるく”デザイン」をテーマに、未来のあり方について考えるビジョンデザインを学びます。講師はロフトワークプロデューサーの小島和人先生。

第1回目(5月16日)はロフトワーク京都のオフィスがある「Fabcafe Kyoto」にて行われました。
個人の価値観を起点に”未来”を考えるため、歩きながら無駄を発見することが1回目のゴールです。無駄を見つけるためのツールとして、雑談アプリ「Dabel」と「Insight Hunter (ピコピコハンマー)」を手にフィールドワークへ向かう学生たち。

また今回は、音声コミュニケーション(雑談)アプリ「Dabel 2.0 Bata版」のテストフライトに、授業として参加するという世界初の試みともなります..!セカイカメラで知られるDabel開発者の井口尊仁さんにもご参加いただき、気づきの多い1日となりました。

総合領域3年主催イベント|「夢を結び、実を結ぶ ~いま、デザインにできること~」レポート

2020年後期に行われた、総合領域3年生の授業を紹介します。

講演会の企画、広報、運営に加え、リフレクションの計画と展示を全て学生達で行いました。

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イベント名は「夢を結び、実を結ぶ ~いま、デザインにできること~

成安造形大学内にあったカフェテリア結が2020年に営業を停止しました。その後の建物やスペースをどのように生かしていくかをテーマにして、講義とディスカッションを行いました。

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講師は、ディレクター、ピクニックコーディネーター、料理家等、幅広くご活躍されている對中剛大(たいなかまさひろ)さんです。

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このディスカッションで出たアイデアと對中さんの講義をもとに、結の未来計画のまとめました。

イベント企画や広報のリフレクションと合わせて、20212月に学内のスパイラルギャラリーで展示しました。

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コロナ禍により動き方に制限がある中、企画からリフレクションまで全力やり切ってくれた3年生。イベントも展示も盛況のうちに終えることができました。おつかれさま!

令和3年度入学式が行われました。

本日4月1日、令和3年度入学式が行われました。

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新入生の皆さま、御入学おめでとうございます。多くを学び 多くの友を得られるように、そして大きな夢に向かって、のびのびと実り多い学生生活を送ってください。本日は本当におめでとうございます。

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『成安造形大学 卒業制作展2021』が開催されました

成安造形大学の卒業制作展が、2021年1月28日(木)から1月31日(日)まで、京都市京セラ美術館で開催されました。

総合領域からは4年生20人が出品。写真は会場風景です。

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幾つか作品を紹介してみましょう。優秀作は川村晴香さんの「深い広い笑い」でした。

最後までかかった川村のお笑い推し.でも,優秀賞.

それに次ぐ奨励賞は、上野山香穂さんの「ふみくら」と土橋彩乃さんの「うみのエイリアン」。佳作は横山愛海さんの「Knock Knock Talk.」でした。

上野山の通販サイト.

土橋.

横山.

 総合領域の作品は幅が広く、他の作品のスナップも幾つか挙げてみます。説明はつけませんが、写真から想像してみて下さい。

林.

白井.

中西.

中島のぬいぐるみ.

岡崎の棍棒のようなもの.

山本.