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特別講義1「地域」 と「わたし」が溶け込む場のデザイン 【3日目:イベント当日編】

株式会社ロフトワークの方々を講師として迎えた2023年「特別講義1」 レポート3日目です。
シェアオフィス「葡萄とパスタ」を知ってもらう来てもらうためのイベント「梅小路の屋上縁日 vol.0」当日です!

4月16日(土)が初回のこの授業。5/20(土)本番までの短期間でまとめ上げ、近隣の親子連れなど一般の方々も多く参加していただき、みなさんに1日楽しく過ごしてもらいました。

それではお楽しみの3つの企画をレポートします。

余剰野菜deホットサンドとスムージー
西喜商店の野菜を使ったホットサンドとスムージーをみんなで作りました。
たまたまその日に市場で出た余剰野菜をどうやって美味しく食べるか、味のバランスを工夫し楽しみながら、参加者が自由に具材をチョイスしてホットサンドを作って食べました。
「葡萄とパスタ」屋上のプランターで育てている野菜も使いながら、スムージーでは意外な組み合わせで新しい味を参加者が新発見!

版画deリ菜クル ゲスト講師は版画家の若木くるみさん。
ホットサンドで出て生ゴミとなるはずの野菜の切れ端や、「葡萄とパスタ」で育てている葡萄の葉っぱを使って版画づくりに挑戦。
切り方や組み合わせで変わる「野菜のカタチ」を発見しながら、参加者が思い思いの「作品」を制作し「つくること」を楽しみました。
野菜の版を吸った後に筆で加筆することでより野菜のカタチの面白みが引出されます。

葡萄の葉deブックシェルフ
コミュニティの人たちが「葡萄とパスタ」に好きな本を持ち寄り、自由に読んで楽しめる空間になって欲しい!というコンセプトで、ここに常設するミニミニ図書館「葡萄文庫」を提案。
参加者にブドウの葉っぱを叩いてもらい模様を転写した布を使って、廃材を使いながら子供と一緒に本棚を作った。最初の蔵書として学生が運び込んだ本や雑誌を並べて完成!かわいい図書館ができました。


フィールドワーク、企画、準備、イベント当日と密度のある3日間となりました。
得意なことがそれぞれ違うメンバーがお互いを補完して、工夫することでイベントを成功させることができました。
カチッとした型にはまった「授業」ではなく、いつもと違う「現場」で肩の力を抜きつつ、とにかく手を動かして偶然発見した面白いことを生かし、その時々のベストな判断で企画を進めていくことで、楽しみながら体験することができました。

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